パピー初回カウンセリング|鎌倉・湘南・藤沢
パピー期に多く寄せられるご相談。
拾い食い、トイレの不安定さ、落ち着きのなさ、吠えの増加。
これらの行動は、しつけ不足というよりも、
環境の中で「どう振る舞えば安心か」をまだ判断できていない状態から起きていることがほとんどです。
今回お伺いした鎌倉のパピーさんも、
ケージの扉が開くと反射的に飛び出してしまう様子が見られました。
初回カウンセリングで行ったのは、
「待て」を教えることではありません。
・扉が開く前の人の立ち位置
・体の向きと重心の位置
・声をかけるタイミングと量
・パピーが判断できる“静かな間”
これらを整理し、
パピーが状況を読み取りやすい流れをつくりました。
すると、
扉が開いても興奮で飛び出すのではなく、
その場に留まるという選択が自然に生まれました。
犬は、言葉よりも先に
人の動き、呼吸、空間の変化から情報を受け取ります。

だからこそパピー期は、
行動を制御するよりも、
落ち着いて判断できる条件を整えることが重要です。
この土台ができてくると、
拾い食いが減り、トイレの成功率が上がり、
興奮や吠えも自然と落ち着いていきます。
パピー期は、心と体の使い方を学ぶ基礎工事の時間。
その子の理解のスピードを尊重しながら、
「できた」という経験を一つずつ積み重ねていきます。
鎌倉・湘南・藤沢・神奈川エリアで
子犬のしつけやパピートレーニングに迷っている方へ。
行動を直す前に、
関係と環境から整えるトレーニングという選択肢を
知ってもらえたら嬉しいです。
LIBALIVE|ドッグトレーナー CHIZURU