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【Vol.2】パンティングの意味と犬の心と犬の安心サイン
2025年9月7日【Vol.2】パンティングの意味と犬の心理|湘南・鎌倉・藤沢で考える犬の安心サイン
こんにちは。
湘南・鎌倉・藤沢エリアで活動している
ドッグトレーナー/ドッグライフカウンセラー CHIZURUです。
Mocoとの小さな挑戦シリーズ、Vol.2では「パンティング(浅く速い呼吸)」について。
お散歩やトレーニング中に「ハアハア」と息が荒くなると、飼い主さんは「暑いのかな?疲れたのかな?」と思うかもしれません。
でも実は、それだけではありません。
🌱パンティングは“犬からのメッセージ”
パンティングは大きく分けて2つの意味があります。
- 体温調節(暑さや運動によるもの)
- ストレスや不安のサイン
特に散歩中や新しい環境で見られるパンティングは、「ドキドキしているよ」「ちょっと不安だよ」という犬からのサインであることが多いのです。
Mocoの場合も、知らない道や大きな音に出会うとすぐにパンティング。
それは“もう限界だよ”と教えてくれる、大切な心の声でした。
🐾「大丈夫」を積み重ねていくサポート
パンティングが出ているときに無理をすると、犬の不安は強まり、吠えやかみつきなど他の問題行動につながることもあります。
大切なのは、
- 不安を感じる前に少し距離を取る
- 落ち着ける環境に戻す
- 成功体験を小さく積み重ねる
というステップ。
これは動物行動学的にも「回避学習を予防し、自己効力感を育てる」ために効果的です。
Mocoも、パンティングが落ち着いた瞬間を“成功”として一緒に喜ぶことを繰り返すうちに、
「知らない道でも歩ける」「外でも座れる」という小さな自信を持てるようになってきました。
🎶飼い主と一緒だからできること
パンティングは「緊張のサイン」でもありますが、
飼い主さんの声かけやサポートによって「大丈夫」と切り替えられる場合も多いです。
行動学的には「社会的参照」といって、犬は飼い主の表情や態度を見て安心を学習します。
だからこそ、飼い主さん自身が落ち着いて寄り添うことが大切。
「一緒にいるから安心」――その積み重ねが犬の自信をつくります。
✨まとめ|パンティングは気づきのチャンス
パンティングは「暑いから」だけではなく、
「今ちょっと不安なんだよ」という犬からのメッセージ。
それに気づいてあげることが、吠えやお散歩のお悩み解決の第一歩です。
湘南・鎌倉・藤沢エリアで「うちの子、よくハアハアしてるけど大丈夫かな?」と感じる方は、ぜひ一度ご相談ください。
犬の行動学に基づいたアプローチで、愛犬の安心と自信づくりをサポートいたします🐶🌿
🔗次回予告|シリーズ記事のご案内
- • Vol.3|「できた!」がもたらす自己効力感の科学
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