【Vol.2】パンティングの意味と犬の心と犬の安心サイン

【Vol.2】パンティングの意味と犬の心理|湘南・鎌倉・藤沢で考える犬の安心サイン

こんにちは。

湘南・鎌倉・藤沢エリアで活動している

ドッグトレーナー/ドッグライフカウンセラー CHIZURUです。

Mocoとの小さな挑戦シリーズ、Vol.2では「パンティング(浅く速い呼吸)」について。

お散歩やトレーニング中に「ハアハア」と息が荒くなると、飼い主さんは「暑いのかな?疲れたのかな?」と思うかもしれません。

でも実は、それだけではありません。

?パンティングは“犬からのメッセージ”

パンティングは大きく分けて2つの意味があります。

  • 体温調節(暑さや運動によるもの)
  • ストレスや不安のサイン

特に散歩中や新しい環境で見られるパンティングは、「ドキドキしているよ」「ちょっと不安だよ」という犬からのサインであることが多いのです。

Mocoの場合も、知らない道や大きな音に出会うとすぐにパンティング。

それは“もう限界だよ”と教えてくれる、大切な心の声でした。

?「大丈夫」を積み重ねていくサポート

パンティングが出ているときに無理をすると、犬の不安は強まり、吠えやかみつきなど他の問題行動につながることもあります。

大切なのは、

  • 不安を感じる前に少し距離を取る
  • 落ち着ける環境に戻す
  • 成功体験を小さく積み重ねる

というステップ。

これは動物行動学的にも「回避学習を予防し、自己効力感を育てる」ために効果的です。

Mocoも、パンティングが落ち着いた瞬間を“成功”として一緒に喜ぶことを繰り返すうちに、

「知らない道でも歩ける」「外でも座れる」という小さな自信を持てるようになってきました。

?飼い主と一緒だからできること

パンティングは「緊張のサイン」でもありますが、

飼い主さんの声かけやサポートによって「大丈夫」と切り替えられる場合も多いです。

行動学的には「社会的参照」といって、犬は飼い主の表情や態度を見て安心を学習します。

だからこそ、飼い主さん自身が落ち着いて寄り添うことが大切。

「一緒にいるから安心」――その積み重ねが犬の自信をつくります。

✨まとめ|パンティングは気づきのチャンス

パンティングは「暑いから」だけではなく、

「今ちょっと不安なんだよ」という犬からのメッセージ。

それに気づいてあげることが、吠えやお散歩のお悩み解決の第一歩です。

湘南・鎌倉・藤沢エリアで「うちの子、よくハアハアしてるけど大丈夫かな?」と感じる方は、ぜひ一度ご相談ください。

犬の行動学に基づいたアプローチで、愛犬の安心と自信づくりをサポートいたします??

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  • • Vol.3|「できた!」がもたらす自己効力感の科学

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