Vol.2:バツとは何か?誤解されがちな罰の実態と動物福祉の視点?

Vol.2:バツとは何か?誤解されがちな罰の実態と動物福祉の視点?

こんにちは、

ドッグライフアドバイザードッグトレーナーのCHIZURUです。

犬のしつけでよく使われる「バツ」という言葉。

多くの方が「叱ること」や「体罰」と捉えていますが、実はそれだけではありません。

バツとは、犬にとって不快・嫌悪を感じるすべての刺激を指します。

例えば、

  • ショックカラーやショックリードといった身体に痛みや違和感を与える道具
  • 嫌な臭いや音を発する吠え止めグッズ
  • マズルカバーのように、呼吸や飲水を妨げるもの

これらは犬の心理的・身体的ストレスとなり、行動問題や健康被害を引き起こすリスクがあります。

特に、マズルカバーは見た目以上に呼吸がしづらかったり、犬が自由に飲み物を摂取できなくなるため、動物福祉の観点から強く推奨されません。

また、移動中の水分補給が不足することも、犬にとっては見落とされがちなバツの一つです。

湘南や鎌倉のような気候の良い場所でも、暑い日中の外出には適切な水分管理が欠かせません。

動物福祉とバツの関係について

動物福祉は「痛みや恐怖を避け、動物が快適に過ごせる状態を保つこと」を指します。

犬も感情や痛みを感じる生き物であり、尊厳を守ることが必要です。

したがって、罰としてのバツはできる限り排除し、犬が安心して暮らせる環境を整えることが重要です。

バツの誤解とその危険性

多くの飼い主さんは「これくらいなら大丈夫」と思いがちですが、実際には嫌悪刺激が積み重なると犬の不安や攻撃性が増すことがあります。

罰の基準が曖昧であることや、感情的に使ってしまうことも問題です。

まとめ

バツとは単なる叱責だけでなく、身体的・心理的ストレスを与えるあらゆる行為や道具を含みます。

動物福祉の観点からも、バツを使わないトレーニングこそが犬の健全な成長と信頼関係構築に欠かせません。

湘南・鎌倉・藤沢拠点に移した私にもたくさん自然豊かな環境の中で、優しく確かなしつけを目指しましょう。

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